量子コンピュータ向けフリップチップシリコンインターポーザの極低温評価

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タイトル別名
  • Evaluation on Flip-Chip Packaging for Quantum Computers at Cryogenic Temperature

抄録

近年,次世代型計算機として量子コンピュータが注目を集めているが,現代のスーパーコンピュータを凌ぐほどの演算能力を有する量子コンピュータの実現のためには,基本単位である「量子ビット」の大規模集積が必須となる.本研究では,量子コンピュータ向けの実装方式として,量子ビットチップをシリコンインターポーザ上に積層するパッケージング構造を提案した.更に,シリコン方式の量子コンピュータの特徴に着目し,量子ビット近傍にインターフェース素子を配置する構造を提案している.加えて,本論文では,180nmプロセスにて試作したインターポーザチップとインターフェースチップをフリップチップ積層した構造において,極低温(20 mK~100 mK)に冷却した際の導通特性評価及び断面構造評価を実施したので,その結果について報告する.

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581070826588800
  • DOI
    10.14923/transelej.2023jcp5008
  • ISSN
    18810217
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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