教育実習生の「リフレクション・ギャップ」を手がかりにした継続的授業リフレクションの試行的研究

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タイトル別名
  • A Trial Study of Continuous Classroom Reflection Using the “Reflection Gap” of Teaching Practicum Students as a Cue

抄録

<p>授業リフレクション(集団リフレクション)において,授業リフレクション参加者と授業者とで,授業場面の主観的理解が異なることがある.本研究ではこのことを「リフレクション・ギャップ」(ref lection gap)と定義する.実習生の授業を対象にして,授業リフレクションを行った際に,参加者と授業者に「リフレクション・ギャップ」が起きた.そこで,その「リフレクション・ギャップ」が起きた事象について「継続的授業リフレクション(新たな集団リフレクションを行うこと)」を実施したところ,授業者の学習者理解の不足に基づいた,指導方法を改善する必要性に関する気づきが確認できた.この結果は「リフレクション・ギャップ」場面に焦点化し,授業リフレクションを継続して実施する,新たな授業リフレクションの方法が有効であることを示唆している.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581070839199104
  • DOI
    10.15077/jjet.s47070
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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