対人過敏傾向・自己優先志向と, サーバント・リーダーシップおよび苦手意識との関連

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書誌事項

タイトル別名
  • The relationship between Interpersonal Sensitivity/Privileged Self, servant leadership, and sense of nigate
  • Survey of managers in companies with 300 or more employees
  • 従業員300名以上の会社の管理職を対象にした調査

抄録

本研究では,新タイプ抑うつの素因とされる対人過敏傾向(IS)・自己優先志向(PS)は,対人苦手意識に 正の影響を与えており,この影響の一部はサーバント・リーダーシップ(SLS)によって媒介されるという 仮説を,相関分析と媒介分析を用いて検証した。この仮説を検証するため,従業員 300 名以上の会社に勤め る管理職社員男女各100 名(平均年齢49.32 歳,SD = 7.33 歳:範囲28-59 歳)を対象に,インターネットを用 いて質問紙調査を行った。その結果,女性管理職社員においては,IS とPSの合計点は,SLS得点との間に 有意な相関がなく,上記の仮説を検証できなかった。一方,男性管理職社員では,相関分析と媒介分析の結 果,IS とPSの合計点,SLS得点,対人苦手意識得点との間に仮説通りの結果が得られた。仮説が男性管理 職社員には当てはまり,女性管理職社員には当てはまらなかったことについて考察された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581148794876032
  • DOI
    10.34512/careercounseling.25.2_55
  • ISSN
    24364088
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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