書誌事項
- タイトル別名
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- Learner Perceptions of Team-Based Learning (TBL) Efficacy
抄録
この定量的なアクションリサーチ研究では、日本の大学の経営コースでのチームベース学習(TBL)の効果について学習者の認識を探求しました。自己決定理論および学生エンゲージメントの枠組みを統合することにより、TBLが学生の心理的ニーズとエンゲージメントの次元とどのように整合するかを調査しました。テーマ分析および定量分析からの所見によると、TBLは学生の能力、自主性、関連性の感覚を著しく向上させました。また、行動的、感情的、認知的、および能動的エンゲージメントも促進しました。しかしながら、言語の壁、チームダイナミクス、およびピア評価の公平性に関する課題も指摘されました。この研究は、TBLが基本的な心理的ニーズを満たし、包括的なエンゲージメントを促進する可能性を強調しており、TBLの実施において文化的に敏感に適応する事と言語サポートの必要性を浮き彫りにしています。これらの洞察は、多様な教育環境において学習者のエンゲージメントと満足度を高めることを目指す教育者にとって重要です。
収録刊行物
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- 甲南大学全学共通教育センター紀要
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甲南大学全学共通教育センター紀要 2 149-163, 2024-03-13
甲南大学全学共通教育センター
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581224765668992
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- ISSN
- 27584917
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可