B1レベルのJF Can-do作成 -課題遂行を目標とした教育実践の支援を目的として-

書誌事項

タイトル別名
  • Development of B1-level JF Can-do Aimed for Supporting Task-based Educational Practice

抄録

B1レベルの課題遂行を目標とした教育実践の支援を目的として、『まるごと 日本のことばと文化』中級1、2の言語活動をもとにしたJF Can-do(B1)の作成を行った。本稿では、CEFRの枠組み(レベルとカテゴリー)を維持した作成プロセスと、教育現場での活用につなげるために考慮した点について述べる。本Can-do作成では、CEFRの共通参照レベルを維持するため、「Can-doのレベル別特徴一覧」とCan-doの構造モデルを参照した。また、『まるごと』に提示される各言語活動の特徴を踏まえ、CEFRと共通するJFSのカテゴリーを付与した。Can-doの記述は、各教育現場が学習者に合わせて活用しやすいこと、またB1のレベルや言語活動の幅をより把握しやすくなることを意図し、言語活動の場面や話題を限定的にしすぎず、幅を持たせた記述とした。

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