注意欠如・多動症の診断がある女児と母親に対して目標指向型アプローチのホームプログラムを実践した一例

DOI
  • 倉 昂輝
    みなとのこどもデイ (前所属;関西医療大学保健医療学部作業療法学科)
  • 山田 大豪
    兵庫医科大学リハビリテーション学部作業療法学科

書誌事項

タイトル別名
  • Implementation of goal-directed training home program for a child with attention deficit/hyperactivity disorder and her mother: A case study

抄録

<p>小児作業療法において目標指向型のトップダウンアプローチのエビデンスが示されている.本報告の目的は,注意欠如・多動症(以下,ADHD)児と母親の目標に対するホームプログラムの有用性を検討することである.今回,ADHDの診断がある女児と母親に対して,親子との協働の目標設定,家庭の文脈に適応したホームプログラム,適時的なコーチングを行った,その結果,Canadian Occupational Performance MeasureとGoal Attainment Scalingが向上し,目標とした活動に変化が生じた.子どもと保護者の意味のある作業に焦点を当てたホームプログラムを通じて,子育ての文脈の中でサポートを行うことが目標達成に影響する可能性が示された.</p>

収録刊行物

  • 作業療法

    作業療法 43 (2), 239-246, 2024-04-15

    一般社団法人 日本作業療法士協会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390581301851445120
  • DOI
    10.32178/jotr.43.2_239
  • ISSN
    24344419
    02894920
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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