口腔顔面痛に対するボツリヌス毒素効果メカニズム
書誌事項
- タイトル別名
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- Botulinum Toxin Mechanisms for Orofacial Pain
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説明
目的:ボツリヌス毒素治療は口腔顔面部において,筋筋膜性口腔顔面痛,神経障害性疼痛,片頭痛などに効果があると報告されている.本総説では,三叉神経支配領域における神経障害性疼痛に対するボツリヌス毒素の効果メカニズムに関する我々の基礎研究を中心に解説する. <br>ボツリヌス毒素効果メカニズム:我々の研究では,Alexa488色素でラベルしたボツリヌス神経毒素重鎖C-端50 kDaを末梢皮内に投与すると,感覚神経節に到達することが観察された.また,ボツリヌス神経毒素を末梢皮内投与すると,末梢神経障害性疼痛行動を減弱することが観察され,感覚神経節におけるFM4-64の遊離を抑制した. <br>結論:末梢皮内投与により,ボツリヌス毒素は軸索輸送後,感覚神経節に到達し,神経伝達物質の遊離を抑制する可能性が理解できた.
収録刊行物
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- 日本口腔顔面痛学会雑誌
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日本口腔顔面痛学会雑誌 16 (1), 21-24, 2024
日本口腔顔面痛学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390581401102954496
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- ISSN
- 18829333
- 1883308X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可