クロロフィル蛍光スペクトルのピークシフトを利用した有害赤潮鞭毛藻<i>Karenia mikimotoi</i>の存在検知と細胞密度推定

DOI Web Site 参考文献15件

書誌事項

タイトル別名
  • Methods for detection and cell abundance estimation of harmful dinoflagellate <i>Karenia mikimotoi</i> using peak shifts of chlorophyll fluorescence spectra

この論文をさがす

説明

<p>　我々はこれまでに有害赤潮藻Karenia mikimotoiのクロロフィル蛍光スペクトルのピーク波長が他種より僅かに移動していること，さらにその移動の程度を表す指標FSI（Fluorescence spectral Shift Index）を用いた有害赤潮藻の存在検知法の有効性を報告した。本研究では，新たに考案した細胞密度推定法を現場観測データに適用した結果，K. mikimotoi細胞の存在を高い真陽性率で検出判定し，推定密度と検鏡密度の対数値間に有意な正相関が観察された。</p>

収録刊行物

  • 日本水産学会誌

    日本水産学会誌 91 (1), 14-27, 2025-01-15

    公益社団法人 日本水産学会

参考文献 (15)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ