Physiological regulation of appetite and food palatability via visceral umami taste perception
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- Uneyama Hisayuki
- Institute of Life Sciences, Ajinomoto Co., Inc.
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- Torii Kunio
- Institute of Life Sciences, Ajinomoto Co., Inc.
Bibliographic Information
- Other Title
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- 4.うま味の内臓感覚を介する食欲および嗜好性の調節(<総説特集>摂食機能と味覚・うま味の関連-4)
- うま味の内臓感覚を介する食欲および嗜好性の調節
- ウマミ ノ ナイゾウ カンカク オ カイスル ショクヨク オヨビ シコウセイ ノ チョウセツ
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Description
日本人が低栄養の危機にさらされていた前世紀初頭に、グルタミン酸塩がうま味物資であることが1千年以上の歴史を誇る伝統食素材(昆布)から発見された。近年、グルタミン酸は味覚を通じて、単に「食べものをおいしくする」だけではなく、摂取後は消化管からの内臓感覚を通じてたんぱく質の摂取や消化吸収など生物が生存していく上で根本的な生理機能に深く関わっている事実が動物実験やヒト介入試験で示されている。そして、昆布以外に世界中の調味料(醤油、オイスターソース、トマトケチャプ、ナンプラーなど)や調味素材(トマト、チーズなど)に遊離グルタミン酸は豊富に含まれていることが分かるにつれ、人類はおいしさを指標に経験的にグルタミン酸を食事に取り入れる食文化として継承し、グルタミン酸のもたらす生理作用の恩恵に授かってきたと考えられるようになった。発展途上国では依然として深刻な栄養不良の問題を抱え、先進諸国においては高齢化・少子化社会による独居や入院高齢者の低たんぱく栄養の問題が深刻化している。本総説では、たんぱく質の摂取及び消化吸収におけるグルタミン酸の栄養・生理学的意義について我々の最近の研究成果を交えて紹介する。そして、日本の発見であるうま味のもつ健康価値とその利用について考える。
Journal
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- The Japanese Journal of Taste and Smell Research
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The Japanese Journal of Taste and Smell Research 17 (2), 97-108, 2010
The Japanese Association for the Study of Taste and Smell
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390845712966529792
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- NII Article ID
- 110007700610
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- NII Book ID
- AA11426393
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- ISSN
- 24241326
- 13404806
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- NDL BIB ID
- 10830576
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed