高等学校数学科における相関関係の指導の現状とその改善に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Teaching Approaches of Correlation in High School Mathematics
  • 高等学校数学科における相関関係の指導の現状とその改善に関する一考察 : 散布図の見方に着目して
  • コウトウ ガッコウ スウガクカ ニ オケル ソウカン カンケイ ノ シドウ ノ ゲンジョウ ト ソノ カイゼン ニ カンスル イチ コウサツ : サンプズ ノ ミカタ ニ チャクモク シテ
  • ―散布図の見方に着目して―
  • Focusing on the various views of scatter plot

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説明

<p>本研究の目的は,高等学校数学科における相関関係の指導の現状について明らかにし,その改善に向けたカリキュラム開発への示唆を得ることである。この目的に対して,本研究では,「質的データと量的データ」及び「散布図の見方と変数」の2 つの観点から授業を設計し,授業実践を行った。その結果,(1)質的データと量的データの違いを散布図の導入以前で扱う必要があること,(2)散布図の学習では複数の変数から2 変数を選ぶ場面を設けるとともに,軸の取り方(説明変数と目的変数)については指導する必要があること, (3)散布図のみを用いて多面的に分析を進めるには限界があり,折れ線グラフ等の他グラフを目的に応じて扱う大切さを指導する必要があることの3 つの示唆が得られた。</p>

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