アサーション技法を用いた「情報モラル」育成プログラムの実践研究―自由記述の分析―

書誌事項

タイトル別名
  • The Practice Study of Information Morals Education by Assertion Training Program - Analysis of Free Description -
  • アサーション ギホウ オ モチイタ 「 ジョウホウ モラル 」 イクセイ プログラム ノ ジッセン ケンキュウ : ジユウ キジュツ ノ ブンセキ

この論文をさがす

抄録

本研究の目的は,アサーション・トレーニングを用いた「情報モラル」育成プログラム(以下,ATプログ ラムと示す)を実践することであった。方法1においては,自由記述からキーワードに注目し,カテゴリー 名を付した。方法2においては,テキストマイニングによる形態素分析から,基本的な語彙の調査を行った。 そして,基本的な語彙をグループに分けた。その結果,方法1において,カテゴリーは,情報科8つと,アサー ション4つと,その他の計13個分類された。また,方法2において,方法1の結果による上位カテゴリー4つ[ア サーション(権)],[相互信頼],[ICT活用における危険予測・危険回避],[情報伝達の意味]に分類された。 これらのことから,ATプログラムによって,生徒たちが,アサーションの理解を促進し,「情報モラル」の 育成につながる反応が示されたことを示唆した。

収録刊行物

詳細情報

問題の指摘

ページトップへ