初期キャリア形成期看護師のピア・コーチングの様相とその効果
書誌事項
- タイトル別名
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- The Nature and Effects of Peer Coaching for Nurses During the Initial Career-Development Period:
- Analysis Using a Focus Group Interview
- ─ フォーカスグループインタビューによる分析 ─
説明
<p>目的:初期キャリア形成期看護師のピア・コーチングの様相とその効果を明らかにする。<br>方法:卒後3年目の看護師15名にピア・コーチングの経験について,フォーカスグループインタビューを実施し,質的記述的に分析を行った。<br>結果:ピア・コーチングの様相は,【絆を深める】【同期を身近な目標とする】【同期とのかかわりから生じる自発的な行動】【ともに学びあう機会をもつ】【同期を通じた自分なりのケアの模索】から構成された。効果は,《モチベーションの高まり》《同期という心の支えの獲得》《互いに高めあう存在への変化》《自発的行動への変容》《ケアの幅の広がり》《同期と協力することによる成功体験》から構成された。<br>考察:初期キャリア形成期看護師は,ピア・コーチングによって精神的支援が得られ,自発的行動を行うようになり,ケアの幅が広がるという成長をする。したがって,ピア・コーチングの有効性が示唆された。</p>
収録刊行物
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- 日本看護研究学会雑誌
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日本看護研究学会雑誌 42 (1), 1_99-1_109, 2019-04-20
一般社団法人 日本看護研究学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390845713063561088
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- NII論文ID
- 130007635412
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- ISSN
- 21896100
- 21883599
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可