初期キャリア形成期看護師のピア・コーチングの様相とその効果

書誌事項

タイトル別名
  • The Nature and Effects of Peer Coaching for Nurses During the Initial Career-Development Period:
  • Analysis Using a Focus Group Interview
  • ─ フォーカスグループインタビューによる分析 ─

説明

<p>目的:初期キャリア形成期看護師のピア・コーチングの様相とその効果を明らかにする。<br>方法:卒後3年目の看護師15名にピア・コーチングの経験について,フォーカスグループインタビューを実施し,質的記述的に分析を行った。<br>結果:ピア・コーチングの様相は,【絆を深める】【同期を身近な目標とする】【同期とのかかわりから生じる自発的な行動】【ともに学びあう機会をもつ】【同期を通じた自分なりのケアの模索】から構成された。効果は,《モチベーションの高まり》《同期という心の支えの獲得》《互いに高めあう存在への変化》《自発的行動への変容》《ケアの幅の広がり》《同期と協力することによる成功体験》から構成された。<br>考察:初期キャリア形成期看護師は,ピア・コーチングによって精神的支援が得られ,自発的行動を行うようになり,ケアの幅が広がるという成長をする。したがって,ピア・コーチングの有効性が示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713063561088
  • NII論文ID
    130007635412
  • DOI
    10.15065/jjsnr.20181004036
  • ISSN
    21896100
    21883599
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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