十字式健康法による治療の生理効果

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  • Physiological Effects of a Treatment by Jujishiki Health Method

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メノー派足寄キリスト教会に属する十字式健康法の治療における効果について施術者と患者2名の双方の生理的な測定を行なった。この治療は気の力を利用した治療と言われているが、我々は以前に測定を行なったが今回はさらに精密に測定を行なった。それで、我々の生理測定を使って気を分析する技術を用いこの方法の解明を行なった。生理計測を行なうことでこの方法を解明することを行なった。その結果、施術者が背骨付近を手で数度叩く治療(本当に打つのではなく、気のパワーを与える)により自律神経系に影響を与えることがわかった。1人の20才台の男性患者は心電図のデータから、副交感神経系が優位になっている患者であった。また、もう一人は70才台の女性患者で交感神経系が強くなっている患者と考えられる。この治療によりそれぞれ患者は良い方向に変化していることが認められた。また、両者とも背中を叩く治療の前の直前に、R点電位が変化を始めていることが確認された。これは、すでに気の治療を受けていて、背中を打つ必要がないのではないかと考えられる。多分、これが気の治療と考えられる。

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