新学習指導要領を見据えた「場合の数と確率」の教材開発

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タイトル別名
  • Development of teaching materials of "number of cases and probability" looking at new course of study

抄録

<p>2022年度より高等学校において新学習指導要領に基づいた授業が始まる.必修科目である数学Ⅰの「データの分析」では五数要約や箱ひげ図が中学校に移ったこともあり,新たに「仮説検定の考え方」が新たに加わった.仮説検定の考え方である一方で,正規分布によるZ検定やt分布によるt検定などの学習経験はあるもの,確率分布なしでどのような指導ができるのかいう不安や心配の声も耳にする.そこで,新学習指導要領の解説を参考にしつつ,仮説検定の教材を作成することを試みた.現状,教科書の検定も済んでいないので,最終的には教科書の完成を待たないといけないが,学習経験のないことを教える不安を少しでも解消できるように,場合の数と確率の単元の教材にはなるが,現行の学習指導要領のもとでも実施可能な教材を作成した.本稿では,作成した教材を作成のプロセスから紹介する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390845713079524736
  • NII論文ID
    130007652266
  • DOI
    10.14935/jsser.33.5_65
  • ISSN
    18824684
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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