正倉院宝物を化学する

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  • ショウソウイン タカラモノ オ カガク スル

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抄録

<p>正倉院宝物は,8世紀の歴史を今日に伝える貴重な文化財である。宝物に用いられた色料や接着剤を化学分析により調べたり,内部の構造をレントゲン撮影したり,微小部分を顕微鏡で観察したり,保存環境をクロマトグラフィーを使って調べたりと,宝物と化学との関わりは深い。本稿では,正倉院宝物を調査した事例を通じて,化学の重要性について述べる。</p>

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 66 (8), 384-387, 2018-08-20

    公益社団法人 日本化学会

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