大気中・液中で動作する高分解能FM-AFMの開発

書誌事項

タイトル別名
  • A Development of a High Resolution FM-AFM Working in Air or Solution

説明

<p>走査型プローブ顕微鏡法(SPM)は,歴史は新しいが,光学顕微鏡,電子顕微鏡に比肩する応用の拡がりが期待される高分解能観察手法である.なかでも原子間力顕微鏡(AFM)は絶縁体試料でも導電性コーティングを施すことなくそのまま観察可能であるため,有機分子材料や生体試料などの観察に有望であるという特徴を持つが,空間分解能ではSTMに及ばないとされてきた.近年,周波数変調AFM(FM-AFM)により,超高真空中では原子・分子レベルの分解能での構造観察が可能になった.我々は,大気・ガス雰囲気中や液中などのさまざまな環境下において,金属,半導体,絶縁体,有機材料などの構造・機能物性評価が原子・分子スケールで可能なFM-AFMを開発した.</p>

収録刊行物

  • 顕微鏡

    顕微鏡 47 (1), 22-25, 2012-03-30

    公益社団法人 日本顕微鏡学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390846609783272448
  • NII論文ID
    130007768862
  • DOI
    10.11410/kenbikyo.47.1_22
  • ISSN
    24342386
    13490958
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ