電気インピーダンス・トモグラフィー法による生理的浮腫の検出
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- 小川 良磨
- 千葉大学 工学部 機械工学科
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- Ramadhan BAIDILLAH Marlin
- 千葉大学 大学院工学研究院
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- 川嶋 大介
- 千葉大学 大学院工学研究院
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- 武居 昌宏
- 千葉大学 大学院工学研究院
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説明
<p>【背景】リンパ浮腫の診断基準は、ステージ0からステージIIIまでの臨床病期分類がある。リンパ浮腫のステージ0では、間質液にアルブミンのよどみが生じることで、血漿中水分が間質液へ移動し、リンパ浮腫のステージIが発生する。リンパ浮腫治療には、リンパ浮腫の早期発見が重要であるが、現存の機器では検出困難である。【目的】本研究目的は、我々が開発したリンパ浮腫検出装置(以下EIT測定装置)の前実験として通常浮腫実験を行い、既存の測定機器を用いて測定効果の評価を行う。【方法】EIT測定装置の測定精度評価のため、日常生活でできる浮腫の測定を行った。通常状態と様々な姿勢を維持した後,軽い運動後のそれぞれにおいて,四肢をInbodyや周囲径による測定,及びEIT測定を行った.【結果】EIT測定結果より、通常状態と、長時間の姿勢維持、運動後状態の測定を行った結果、下腿部に水分量の変化が確認され、他の測定機器との相関性も確認できた。</p>
収録刊行物
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- 生体医工学
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生体医工学 Annual57 (Abstract), S231_2-S231_2, 2019
公益社団法人 日本生体医工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609788840064
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- NII論文ID
- 130007776755
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- ISSN
- 18814379
- 1347443X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可