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- 松倉 昂平
- 金沢大学 日本学術振興会
書誌事項
- タイトル別名
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- Prosody of Compound Words in the Kitagata Dialect of Fukui Prefecture: Synchronic and Diachronic Explanations as to Why <i>Shiki-hozon</i> (Tone Preservation Rule) does not Apply to All Compound Words
- 福井県北潟方言の後部3拍複合名詞のアクセント : 「式保存」が成り立たない共時的・通時的背景
- フクイケン キタガタ ホウゲン ノ コウブ 3パク フクゴウ メイシ ノ アクセント : 「 シキ ホゾン 」 ガ ナリタタナイ キョウジテキ ・ ツウジテキ ハイケイ
- ──「式保存」が成り立たない共時的・通時的背景──
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抄録
<p>九州西南部の二型アクセントにおいては,前部要素の型が複合語全体の型に引き継がれるいわゆる「式保存」の法則がごく規則的に成り立つことが知られる。しかし福井県北潟(きたがた)方言の三型アクセントにおいては,前部要素が複合語の型を決定する全般的傾向は認められるものの,式保存に沿わない複合語の例が多い。本稿では,1拍+3拍及び2拍+3拍複合名詞のアクセントを分析対象として,北潟方言で一貫した式保存が成り立たない共時的・通時的背景を考察する。通時的考察では,「C型前部要素を持つ複合語が(式保存に反して)B型に転じる」傾向が見られることに着目し,その傾向が室町期の中央語に生じたアクセント変化(いわゆる「体系変化」)と同様の変化の結果を反映する現象であることを示す。</p>
収録刊行物
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- 日本語の研究
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日本語の研究 15 (2), 35-51, 2019-08-01
日本語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390846609801919744
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- NII論文ID
- 130007794018
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- NII書誌ID
- AA11998386
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- ISSN
- 21895732
- 13495119
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- NDL書誌ID
- 029912686
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可