スクリュー抜釘後の骨孔部で鎖骨疲労骨折を生じ偽関節にいたった肩鎖関節脱臼の1例

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タイトル別名
  • Clavicle stress fracture with non-union at the screw hole after plate removal in patient with acromioclavicular dislocation: A case report

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説明

<p>肩鎖関節脱臼に対してプレートによる整復後に抜釘したスクリュー孔部で疲労骨折を生じ,偽関節にいたったまれな1例を経験した.症例は21歳男性.左肩鎖関節脱臼に対して観血的脱臼整復術を行い,8ヵ月後に抜釘した.抜釘後1年で外傷のエピソードなく左肩痛が出現し,単純X線像で骨孔の部位に骨増生像を認め,すでに偽関節の状態であった.抜釘後1年10ヵ月で自家腸骨移植とプレートによる内固定を行った.</p>

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