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- 石井 知章
- 明治大学商学部
書誌事項
- タイトル別名
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- The theories of sovereignty in contemporary China
- 現代中国の主権論 : 「一帯一路」構想の示唆するもの
- ゲンダイ チュウゴク ノ シュケンロン : 「 イッタイ イチロ 」 コウソウ ノ シサ スル モノ
- ―「一帯一路」 構想の示唆するもの
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抄録
<p>中華人民共和国の成立 (1949年) とともに、主権理論は共産主義イデオロギーとして、現行憲法においても社会主義 (共産主義) 原理の根幹をなす 「人民主権」 として規定されてきた。だが、1990年代以降、グローバリゼーションの急速な展開にともない、主権理論が再び脚光を浴びると、人権、人道的干渉、途上国への民主化支援、グローバル・ガヴァナンス、経済グローバル化などの展開とともに、国際関係・国際法における 「伝統的主権」 論が大きく動揺していった。こうしたなかで、主権の時代遅れ論、主権の再配分、ウェストファリア体制の終焉といった考え方が登場すると、主権理論をめぐる論争が展開され、新しい主権理論の探究も急速に広がってきた。それらのことを象徴的に示しているのが、現在、習近平体制が精力的に推し進めている中国主導による 「逆グローバリゼーション」 としての経済外交戦略、すなわち 「一帯一路」 構想である。本稿は、一党独裁体制下における 「伝統的主権」 論が、とりわけ現代中国で影響力を強めているC. シュミットの憲法論・政治論との関連で理論的にどのようにとらえられ、かつどのように変化してきたのかについて概観する。</p>
収録刊行物
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- 年報政治学
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年報政治学 70 (1), 1_181-1_203, 2019
日本政治学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250120541696
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- NII論文ID
- 130007858515
- 40022010954
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- NII書誌ID
- AN10341457
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- ISSN
- 18843913
- 18843921
- 05494192
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- NDL書誌ID
- 029961438
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可