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- 二宮 和彦
- 大阪大学大学院理学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- Chemistry of Negative Muon
- ミュオン科学 負ミュオンの化学
- ミュオン カガク フミュオン ノ カガク
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抄録
<p>電子と同じ電荷を持ち,およそ207倍の質量を持つ素粒子である負ミュオンは,電子と同じように原子軌道を作り,ミュオン原子を形成する。ミュオン原子軌道は原子核に極めて近いにもかかわらず,ミュオンが捕獲されミュオン原子が形成する過程において,化学的な影響,すなわち最外殻電子の影響が存在することが知られている。また,ミュオン原子には通常の原子と同じように電子が存在するため,化学反応が起こりうる。本稿では,化学の観点から行われた負ミュオン研究について概観する。</p>
収録刊行物
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- RADIOISOTOPES
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RADIOISOTOPES 69 (8), 277-286, 2020-08-15
公益社団法人 日本アイソトープ協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390848250135835648
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- NII論文ID
- 130007887588
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- NII書誌ID
- AN00351589
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- ISSN
- 18844111
- 00338303
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- NDL書誌ID
- 030607229
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可