新幹線による複数の貨物輸送形式の環境面・サービス面からの比較評価

書誌事項

タイトル別名
  • COMPARATIVE EVALUATION OF MULTIPLE OPTIONS OF FREIGHT TRANSPORTATION BY SHINKANSEN FROM THE VIEWPOINT OF ENVIRONMENT AND SERVICE

抄録

<p> 新幹線による貨物輸送の実証実験や計画が進行している中で,既往研究では資源投入量に着目した新幹線による貨物輸送の評価や,現在複数検討されている輸送形式の比較は十分に行われていなかった.本研究では,新幹線による複数の貨物輸送形式(既存車両への混載,パレット式貨物新幹線(4軸/両),パレット式貨物新幹線(6軸/両),トレイン・オン・トレイン)を考慮し,新幹線において貨物輸送が導入された場合の,資源投入量・CO2排出削減量・削減所要時間の変化を評価及び比較した.</p><p> その結果,削減量の観点からはトレイン・オン・トレイン,単位輸送量あたりの削減量の観点からは既存車両への混載が最大効果を示すと推計された.削減量の観点からは,既存改善事業よりも新幹線による貨物輸送形式の方が,削減量が大きいと判明した.</p>

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参考文献 (2)*注記

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