セルロースエーテル混入によるグラウト材の各種流動性、水中分離度および圧縮強度に関する実験的研究

  • 久田 真央
    熊本大学 大学院自然科学研究科(〒860-8555熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1)
  • 村上 聖
    熊本大学 大学院自然科学研究科(〒860-8555熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1)
  • 佐藤 あゆみ
    熊本大学 大学院自然科学研究科(〒860-8555熊本県熊本市中央区黒髪2-39-1)
  • 小西 秀和
    信越化学工業株式会社 合成技術研究所(〒942-8601新潟県上越市頸城区西福島28-1)

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTAL STUDY ON VARIOUS FLUIDITY, UNDERWATER SEPARATION AND COMPRESSIVE STRENGTH OF GROUT MIXED WITH CELLULOSE ETHER

抄録

<p>本研究では水中グラウト材の開発を目的に、水中不分離性混和剤として各種分子量および化学構造のセルロースエーテルを用い、セルロースエーテル混入グラウト材の各種流動性、水中分離度および圧縮強度について実験的検討を行った。その結果として、セルロースエーテル混入グラウト材の圧縮強度はセルロースエーテルや消泡剤の混入による空気量の変動に影響を受けるが、セルロースエーテルの分子量や化学構造の違いが圧縮強度に及ぼす影響は小さいこと、セルロースエーテルの混入率や分子量で定量化された水溶液粘度と各種流動性およびpH値との間に高い相関があることなどが実験的に確認された。</p>

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