—特集—保険適用となった圧迫療法 日本静脈学会弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター養成委員会報告 慢性静脈不全症による静脈性下肢潰瘍と圧迫療法
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- 孟 真
- 日本静脈学会弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター養成委員会 横浜南共済病院循環器センター心臓血管外科
書誌事項
- タイトル別名
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- Report from Japanese Society of Phlebology Venous Leg Ulcer and Compression Therapy
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説明
<p>慢性静脈不全症による静脈性下肢潰瘍は静脈高血圧を背景として発症し,難治で再発が多い.その基本的な治療法は弾性包帯,弾性ストッキングによる圧迫療法で,2020年より保険適用となった.診断には下肢静脈超音波検査,足関節上腕動脈血圧比などの血流検査は必須である.治療は,生活指導,適切な圧迫圧をかける圧迫療法を基本とする.圧迫療法は患者のアドヒアランスを考慮しながら,弾性包帯,弾性ストッキングなどを使い分けて潰瘍治療,再発予防を行う.圧迫療法の知識・手技を習得し,患者に適した圧迫方法を選択することが大切である.</p>
収録刊行物
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- 静脈学
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静脈学 32 (1), 45-53, 2021-04-30
日本静脈学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850810585233792
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- NII論文ID
- 130008031511
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- ISSN
- 21865523
- 09157395
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可