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- 今井 康友
- 兵庫医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- アトピー性皮膚炎における2型自然リンパ球の役割
- アトピーセイ ヒフエン ニ オケル 2ガタ シゼン リンパキュウ ノ ヤクワリ
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説明
<p>2型自然リンパ球(ILC2)はIL-4やIL-33によって増殖・活性化する.アトピー性皮膚炎(AD)患者はIL-33が表皮で過剰であり,IL-33を過剰発現させた遺伝子改変マウスの皮膚炎は,ILC2を消去すると消失した.AD患者にデュピルマブを投与してIL-4を阻害すると末梢血中ILC2が減少したが,デュピルマブ投与によってILC2が減少した患者ほどデュピルマブの有効性が高かった.このように,ILC2はADの病態に深く関与している.</p>
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 131 (8), 1827-1833, 2021-07-20
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390851717622331008
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- NII論文ID
- 130008066903
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 031574111
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可