書誌事項
- タイトル別名
-
- The Effects of Managers’ Performance Evaluation Biases on Promotion Decisions
- ギョウセキ ヒョウカ ノ バイアス ガ ショウシン ノ イシ ケッテイ ニ アタエル エイキョウ
この論文をさがす
抄録
業績評価における寛大化・中心化バイアスが,昇進の意思決定における業績評価の有用性を低下させることは,先行研究で主張されてきた。しかし,企業内の業績評価に関するデータが入手困難であるため,これまで経験的証拠が得られていなかった。本研究では上場企業1 社の人事データをもちいた分析から,寛大化バイアスは昇進の意思決定に影響を与えない一方で,中心化バイアスが低い部門ほど,業績評価の結果が昇進に反映されることを発見した。この結果は,同一業績評価システムの下でも中心化バイアスの程度によって,昇進の意思決定における業績評価の有用性が異なることを示唆する。
収録刊行物
-
- 会計プログレス
-
会計プログレス 2016 (17), 95-106, 2016
日本会計研究学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390852182144483840
-
- NII論文ID
- 130008083199
-
- NII書誌ID
- AA11552842
-
- ISSN
- 24359947
- 21896321
-
- NDL書誌ID
- 027736202
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可