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- 海老原 覚
- 東邦大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- VIII. Aspiration Pneumonia and Cough Reflex
- 誤嚥性肺炎と咳嗽反射
- ゴエンセイ ハイエン ト セキソウハンシャ
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説明
<p>咳反射は,これまで延髄の脳幹部反射と捉えられ,上位中枢神経系の関与はあまり考えられてこなかった.しかし,近年,咳が出るときは,咳衝動(urge-to-cough)という感覚が先行して大脳皮質に伝わり,その咳衝動が咳反射を調節していることがわかってきた.加齢によりフレイル状態になると,まず嚥下反射が障害され,さらに,フレイルが進行して咳衝動がなくなり,その後,咳反射が消失して誤嚥性肺炎が発症することがわかってきた.</p>
収録刊行物
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- 日本内科学会雑誌
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日本内科学会雑誌 109 (10), 2142-2148, 2020-10-10
一般社団法人 日本内科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852637335391232
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- NII論文ID
- 130008102601
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- NII書誌ID
- AN00195836
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- ISSN
- 18832083
- 00215384
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- NDL書誌ID
- 030703752
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可