食生活の現状と100円朝食利用が食生活に及ぼす効果

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タイトル別名
  • Life and dietary style with worth utilization of 100-yen breakfast meals in university students
  • ショク セイカツ ノ ゲンジョウ ト 100エン チョウショク リヨウ ガ ショク セイカツ ニ オヨボス コウカ

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抄録

<p>【目的】学生の食生活の現状を明らかにするとともに,100円朝食の活用効果を検証したので報告する。【方法】本学学生に対して,食生活の状況および100円朝食についてのアンケート調査を実施した。【結果】朝食をほとんど毎日食べる学生は60.0%,ほとんど食べない学生は22.0%であった。朝食を食べない理由は,もっと寝ていたい65.6%,身支度などの準備で忙しい47.0%,朝食を食べるのが面倒32.2%の順であった。100円朝食を利用している学生は一人暮らしが多く,利用頻度は週1〜2回42.4%,週3〜5回36.4%であった。100円朝食を利用することによる変化は,生活のリズムが整った38.6%,朝食を食べるようになった35.3%であった。【結論】一人暮らしの学生はもちろん実家から通っている学生でも,朝食を自分で用意・購入・100円朝食を利用する割合は高い。100円朝食の利用頻度は週1回以上の学生が多く,朝食摂取を中心に生活習慣を確立する効果が期待できることが明らかとなった。</p>

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