特集記事: EUV光源用プラズマのための協同的トムソン散乱計測システム構築

説明

EUVリソグラフィーは実用化に向けて,光源出力改善が強く望まれている.プラズマを光源として使用する以上,それを最適化するためには、電子密度(ne)や電子温度(Te)といった基礎パラメータを制御し,最適なイオン価数(Z)を達成することが重要となるが,一般に微小(< 1 mm),短命(< 100 ns)な光源プラズマのne,Te,Zを十分な時間空間分解能で計測するには困難がともなう。筆者らは協同トムソン散乱で得られるイオン項スペクトルを,独自の分光器を作製することで計測し,EUV光源用スズプラズマ内のne,Te,Zやドリフト速度の空間分布一括計測が可能であることを示した.

収録刊行物

  • 放射線化学

    放射線化学 102 (0), 27-, 2016

    日本放射線化学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852870557543424
  • NII論文ID
    130008112487
  • DOI
    10.32157/jsrc.102.0_27
  • ISSN
    21880115
    02866722
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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