授業支援システムMoodleにおける小テスト結果からの 理解度不足の検出機能の提案

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • A Proposal of Detection Function of Degree of Understanding from Quiz Responses in Course Management Systems

抄録

本論文は、授業支援システムを用いた小テストの結果から理解度不足の学習内容を検出し教員へ提示する理解度不足の検出機能を提案する。理解度不足の検出機能は、小テストの設問を学習項目で分類し、その正答率の差を分割表によって検定して有意に正答率が低い学習内容を検出する。評価実験の結果、実際の授業で小テストの実施後に教員が理解度不足と判断し説明を行った学習内容のうち、提案機能が理解度不足と判定した割合が86%あった。この結果から提案機能は、理解度不足の学習内容を教員が的確に把握することに有用である。

収録刊行物

  • 学習分析学

    学習分析学 2 (0), 1-10, 2018

    特定非営利活動法人 学習分析学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390852870563138816
  • NII論文ID
    130008108149
  • DOI
    10.51034/jasla.2.0_1
  • ISSN
    24366862
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ