四句分別と間柄倫理による持続可能性
書誌事項
- タイトル別名
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- Japanese Aspect: "Ba" and Tetralemma
抄録
ELSA(Ethical(E), Legal(L) and Social Aspects(SA))は反すると社会から排除されるほど重要概念となっている。そこで本稿では社会的背景(SA)と倫理(E)に焦点を絞り我が国における経営倫理の論究をした。結果、我が国は「相互協調的システム」における「相互協調的自己観」に基づく「包括的思考様式」であり「四句分別」という論理構造である。それは「中相」の言語による場における「共話」という「主客非分離」の「間柄」倫理であることが明らかになった。関係論であり村上泰亮の言う「解釈学的反省」である。すなわち分析概念として「場」は必須である。 我が国おける持続可能性を担保する倫理に適合するのはこれらを考察したもののみであることを示した。
収録刊行物
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- 場の科学
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場の科学 1 (2), 64-80, 2021
協創&競争サステナビリティ学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852879456601856
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- NII論文ID
- 130008113250
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- ISSN
- 24343766
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可