書誌事項
- タイトル別名
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- A STUDY ON VESSEL DRIFTING SIMULATION ACCURACY USING VARIOUS METEOROLOGICAL MODELS
説明
<p> 本研究では,台風時における船舶の漂流予測手法を構築するとともに,様々な気象予測モデルを用いて漂流予測計算を行うことで,船舶の漂流予測計算精度について検討した.予測計算手法として,気象予測に領域気象モデルWRF,気象庁のGSM(日本域),MSM資料の予報値を用い,台風の予測開始時間のケースを複数設けて高潮推算,船舶漂流計算を行った.予測計算の結果,実測値との予測漂着位置誤差は平均的に1~4km程見られたものの,走錨に陥った船舶の場合,風場の予測精度が高いケースが漂流航跡,漂着地点の予測精度が高かった.しかし,台風時における船舶の走錨予測精度向上のために,漂流開始条件等,計算精度の向上のため,錨鎖や波浪,主機関の使用等,様々な不確実性要素を考慮する必要がある.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B2(海岸工学)
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土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_1015-I_1020, 2021
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390852890683823232
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- NII論文ID
- 130008113271
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- ISSN
- 18838944
- 18842399
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可