科学系博物館におけるマンガ表現による解説法のデザイン:キャラクターと吹き出しの導入による読み取りプロセスの変化に関する事例的検討

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書誌事項

タイトル別名
  • Design of Manga Method Explanation in Science Museum: Case Study on Analysis of the Reading Process with the Introduction of Characters and Speech Bubble

抄録

<p>本研究の目的は,マンガ表現解説法におけるキャラクター及び吹き出しの導入が来館者に与える解説読み取り支援効果について検討を行うことである.本稿では,その先行的な分析として,小学生を参加者とした調査事例の1つを紹介する.分析においては,アイトラッカー(Tobii Pro Nano)を用いて,ディスプレイ上で表示されたマンガ表現解説鑑賞時における参加者の視線移動を測定する.キャラクター及び吹き出しの有無による視線移動の変化を分析したところ,キャラクター及び吹き出しが有るマンガ表現解説において,キャラクターと吹き出し間で視線が頻繁に移動する傾向,イラスト及び吹き出しにおける固視滞留時間が増加する傾向が見られた.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390853423037088000
  • NII論文ID
    130008131627
  • DOI
    10.14935/jssep.45.0_399
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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