白鹿岳間伐試験におけるスギ高齢林の間伐効果について : 相対幹距比を基礎にした分析

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タイトル別名
  • Thinning Effect for the Old Cyptomeria japonica Stand on the Experimental Plot in Shiraga-dake, Kagoshima Prefecture
  • 白鹿岳間伐試験地におけるスギ高齢林の間伐効果について--相対幹距比を基礎にした分析
  • シラガダケ カンバツ シケンチ ニ オケル スギ コウレイリン ノ カンバツ コウカ ニ ツイテ ソウタイ カンキョヒ オ キソ ニ シタ ブンセキ

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抄録

鹿児島県の白鹿岳に設定されている間伐試験地での20年間(林齢が70年から90年)の調査結果から,スギ高齢林における間伐効果について分析を行った.間伐は相対幹距比を用いて,弱度,中度,強度をそれぞれ,13%,15%および17%として,林齢が70年生時と76年生時に行なわれている.間伐の効果は,直径の成長と総収穫量について中度以上で弱度および無間伐ブロックと有意な差が認められ,相対幹距比で15%以上の間伐がスギ高齢林で有効であることがわかった.

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