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- タイトル別名
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- Effectiveness of compliments in scenes of counselling by the scene imagination method : Focusing on praise seeking and rejection avoidance need
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抄録
本研究は,相談場面の想定において,解決志向ブリーフセラピー(Solution Focused Brief Therapy : SFBT) の技法の1つであるコンプリメントを用いた際の効果を,調査対象者の心理的特性を考慮した上で検討することを目的とした。大学生176名に対し,①相談体験尺度②賞賛獲得欲求・拒否回避欲求尺度(小島ら,2003),③相談後の問題への取り組み方について,コンプリメントを「努力への敬意」,「内的リソースの示唆」,「外的リソースの示唆」,「困難への理解」の4条件に分けて調査紙調査を実施した。因子分析の結果,相談体験について,解決への着目,相談相手への信頼の2因子が見いだされた。解決への着目の得点については,「内的リソースの示唆」群が高く,相談相手への信頼の得点については「内的リソースの示唆」群が高くなる傾向にあることが明らかになった。また,賞賛獲得欲求が高いほど,「努力への敬意」および「内的リソースの示唆」が,解決への着目を高めるために有効であることが示された。さらに,「困難への理解」群において,問題へ取り組む力を弱める人が多いことが明らかになった。これらのことから,目的に合わせてコンプリメントの内容を考慮することが有効である可能性が示された。
Ⅰ.問題 / Ⅱ.方法 / Ⅲ.結果 / Ⅳ.考察
収録刊行物
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- 九州大学総合臨床心理研究
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九州大学総合臨床心理研究 8 25-36, 2017-03-15
九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390853649698825728
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- NII論文ID
- 120006415954
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- NII書誌ID
- AA12461491
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- DOI
- 10.15017/1911209
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- HANDLE
- 2324/1911209
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- ISSN
- 21856974
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles