高校生の道徳的判断の発達を目指した道徳授業

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  • An Attempts of Moral Lesson to Develop High School student's Moral Judgment

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抄録

本稿は,コールバーグの道徳性発達理論を基に,高等学校でモラルジレンマ(道徳的葛藤)授業を行い,生徒が内面の自分と向き合い,他者の考えや価値観を知ることで道徳的判断力を高めることを目指した授業実践報告である。高校3年生36名のクラスを対象として,道徳的価値項目「公徳心と生命の尊さ」を取り上げた。ホームルーム活動の時間を活用し,第1次授業では映画「ジョンQ」を視聴し,第2次授業でモラルディスカッション(集団討議)を取り入れ授業を実施した。生徒の記述データ,授業の様子を検討した結果,授業構成上の工夫と展開における一定の成果と課題が明らかになった。

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