セメント系固化材によるアロフェン含有土の固化強度と添加Ca(OH)<sub>2</sub>の影響に関する実験的検討

DOI Web Site 参考文献1件 オープンアクセス
  • 奥村 太河
    東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)
  • 高橋 佑弥
    東京大学 大学院工学系研究科(〒113-8656東京都文京区本郷7-3-1)

書誌事項

タイトル別名
  • AN EXPERIMENTAL STUDY ABOUT THE STRENGTH DEVELOPMENTS OF SOIL CONTAINING ALLOPHENE IMPROVED BY CEMENT-BASED SOLIDIFYING AGENT AND THE EFFECT OF Ca(OH)<sub>2</sub> ADDITION

抄録

<p>セメント系固化材による改良土強度発現におけるアロフェンの影響を分析することを目的とし、普通ポルトランドセメントおよびセメント系固化材を用いて、アロフェン含有量の異なる改良土試験体の強度増進ならびに、Ca(OH)2を添加した際の圧縮強度、相組成、pHおよびCaイオン濃度測定を実施した。結合材種類によって、異なるアロフェン量で固化阻害が生じることが示された。また、PONCKS法を用いた非晶質成分の分離定量により、アロフェンとCa(OH)2の反応による強度寄与が大きいことが示唆され、アロフェンを含有する改良土の強度予測においては、アロフェンによる水和析出阻害とアロフェンの反応生成物の強度貢献とを考慮する必要があることを示した。</p>

収録刊行物

参考文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ