長期ローテーション研修を経験した中堅看護師が認識する自身の変化

DOI
  • 大賀 知津子
    洛和会ヘルスケアシステム・京都府立医科大学大学院保健看護学研究科博士後期課程
  • 吾妻 知美
    京都府立医科大学大学院保健看護学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Changes to Self in Mid-career Nurses Who Experienced Long-Term Rotation Training

抄録

<p>〔目的〕長期ローテーション研修を経験した中堅看護師が認識する自身の変化を明らかにする。</p><p>〔方法〕長期ローテーション研修に参加した中堅看護師9名を対象に、長期ローテーション研修後の認識する自身の変化について、半構成的面接を行い、内容分析を用いて分析した。</p><p>〔結果〕長期ローテーション研修を経験した中堅看護師が認識する自身の変化として、【違う自分への気づき】、【心が動く経験】、【キャリアを考えるきっかけ】、【他部署とのつながりの自覚】、【所属部署を見直す機会】の5カテゴリーが抽出された。</p><p>〔考察〕中堅看護師は、長期研修を経験することで、所属部署での役割から解放され精神的なゆとりと自己省察の機会を得、新たな自己の発見やキャリアについて考えるきっかけとなっていたことが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390854717771821952
  • DOI
    10.51035/jane.31.3_35
  • ISSN
    24366595
    09167536
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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