アジャイル開発における課題の共通性と関連性の考察

DOI
  • 和良品 文之丞
    ITプロ技術者機構 PMI日本支部アジャイル研究会
  • 磯野 聖
    キヤノンITソリューションズ(株) JASPICアジャイル分科会
  • 桝井 映里
    キヤノンITソリューションズ(株) JISAアジャイル開発グループ

書誌事項

タイトル別名
  • Consideration of Commonality and Relevance of Issues in Agile Development
  • –Verification of JASPIC style improvement approach to PMIJ and JISA agile development surveys–
  • –PMIJ及びJISAのアジャイル開発調査に対するJASPIC流改善アプローチの検証–

抄録

<p>アジャイル開発は多くの組織で採用され優れた成果を上げている.その一方で,期待した成果が得られずアジャイル開発の導入をやめる組織も少なからず見受けられる.その原因の一つにはアジャイル開発導入に対する組織やプロジェクト特有の課題があり,同じアプローチでも結果が一意でないという難しさがあると思われる.本論文では,PMI日本支部(以下,PMIJ)とJISAの調査結果から得られたアジャイル開発の導入・推進に関係すると思われる回答を,JASPICのアジャイル開発スタートアップキットに含まれる「アジャイル開発問診票」に入力することによって,マインド,文化,チーム,プロジェクトの観点で課題を抽出する.調査の観点の異なる二つのサンプルにおける課題を考察し,課題解決に向けた「アジャイル開発問診票」による診断と助言の有効性を検証する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390854882638508416
  • DOI
    10.57323/pmijapan.2.1_59
  • ISSN
    24362123
    24362115
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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