米国一般教書演説における分離不定詞についての記述分析 : 1960 年代から2020 年の用例を中心に

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  • A Descriptive Study on Split Infinitive in the SOTU: With a Focus on the Examples from the 1960s to 2020
  • ベイコク イッパン キョウショ エンゼツ ニ オケル ブンリ フテイシ ニ ツイテ ノ キジュツ ブンセキ 1960  ネンダイ カラ 2020  ネン ノ ヨウレイ ヲ チュウシン ニ

抄録

テキストマイニングとデジタルヒューマニティーズ 2021

本稿では, 歴代米国大統領による一般教書演説 (State of the Union Address)を対象として, そこで用いられている分離不定詞の特徴を分析する。具体的には歴代大統領による演説データを集積して約230 年分のコーパスを構築し, テクストデータにアノテーションを施して当該構造を抽出し, 使用の実態を量的・質的観点から探ってゆく。分析においては,検索して得られた用例の通時的頻度推移を観察したうえで, 比較的高頻度であった1960年代から2020 年までに焦点を当て, その期間に使用された分離不定詞の用法について複数の観点から検討する。本試論は, 一般教書演説を対象とした量的推移調査を基礎とした用例の文体論的分析を通して, 特徴的な分離不定詞の用法の一端を炙り出すことが目的である。

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