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- 松山 一紀
- 近畿大学経営学部
書誌事項
- タイトル別名
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- ジコ センタクガタ ノ ジンジ シサク ガ ソシキ コミットメント ニ オヨボス エイキョウ
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抄録
<p> 本稿の目的は,わが国におけるいわゆる「失われた10年」の間に,日本企業において取り組まれてきたHRM 制度改革が何を意図していたのかを浮き彫りにすることにある.なかでも,1990年代に多くの日本企業で導入された自己選択型 HRM を取り上げ,その効果を検証する.また本稿では効果測 定の指標に,離職行動の先行要因として重要な組織コミットメント概念を用いる.日本的経営の代表格とされる家電メーカー A社を対象に調査を実施したところ,自己選択型HRM 施策 への満足が愛着的コミットメントに対しては正の効果を,存続的なコミットメントに対しては負の効果を有していることが確認された. </p>
収録刊行物
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- 組織科学
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組織科学 42 (2), 61-74, 2008-12-20
特定非営利活動法人 組織学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856130155619200
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- NII論文ID
- 40016611633
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- NII書誌ID
- AN00135007
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- ISSN
- 2187932X
- 02869713
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- NDL書誌ID
- 10252302
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可