書誌事項
- タイトル別名
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- NUMERICAL STUDY ON EFFECT OF POST-INSTALLATION ON THE SHEAR RETROFIT PERFORMANCE FOR FULL-SCALE RC MEMBERS
抄録
<p> あと施工プレート定着型せん断補強鉄筋(以下,PHB)のあと施工の影響を考慮した鉄筋コンクリート部材の三次元材料非線形FEM解析は,これまで分散鉄筋でのモデル化の検討例が多く,離散鉄筋によるものはない.本研究では,PHBのあと施工の影響の新たなモデル化手法として,離散鉄筋を用いた手法を提案した.そして,コンクリートと鉄筋の付着すべり関係のパラメータスタディを実施し,PHBの端部定着機構が通常のせん断補強筋と異なることによるせん断耐力の低下,特徴的なひび割れ性状といったあと施工の影響を定性的に評価できることを明らかにした.また,PHBで補強された部材厚1m以上の実大規模RC部材を対象に,提案したモデル化手法を用いた三次元材料非線形FEM解析による再現解析を行い,あと施工の影響と破壊モードについて分析した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集A1(構造・地震工学)
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土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (4), I_253-I_265, 2022
公益社団法人 土木学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390856518026923520
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- ISSN
- 21854653
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可