機械学習を用いた一方向CFRPに対する新しい弾性定数推定法の開発

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タイトル別名
  • Development of a new elastic constant estimation method for uni-directional CFRP using a machine learning

抄録

<p>先進構造材料として炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の利用が進んでいる.CFRPは力学的に優れた特性を示すものの,任意の積層構造を持つため,強い音響異方性を示すことで知られる.そのため, CFRP中の欠陥を通常の超音波非破壊評価法で探傷した場合,音響異方性の影響で,探傷精度が大きく低下する可能性がある.CFRPの音響異方性の性質を明らかにするためには,弾性定数を決定する必要がある.従来の異方性材料に対する弾性定数推定手法は,比較的手間がかかる方法となっている.本研究では,一方向に炭素繊維が配向された一方向CFRPに対して,レーザー超音波可視化試験(LUV)と機械学習を駆使した新しい弾性定数推定法を開発する.また,推定した弾性定数を用いて,時間領域有限要素法(TDFEM)による数値シミュレーションを実行し,解析結果をLUVT結果と比較することで,本手法の有効性について検討する.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390856738296474624
  • DOI
    10.11345/japannctam.66.0_231
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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