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タイトル別名
  • Waterborne Coatings

抄録

<p>水性塗料のバインダーには,親水性基を有し水で希釈が可能な水性樹脂が用いられる。その水性樹脂には,合成後に水を加えるタイプと水の存在下で合成するタイプがある。自動車をはじめとした工業ラインでは,前者の樹脂から架橋により緻密で艶のある皮膜を得る塗料の実用化例が多い。一方常温乾燥する汎用分野では,後者の樹脂である乳化重合ラテックスから架橋に頼らない皮膜を得る塗料が用いられる。本講では水性塗料についてその構成と特徴,水性樹脂とその造膜について解説し,代表的な適用例を紹介する。</p>

収録刊行物

  • 色材協会誌

    色材協会誌 95 (11), 346-352, 2022-11-20

    一般社団法人 色材協会

参考文献 (3)*注記

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