国際バカロレアPYPに基づく探究型概念学習の「主体的・対話的で深い学び」に対する有効性

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  • コクサイ バカロレア PYP ニ モトズク タンキュウガタ ガイネン ガクシュウ ノ 「 シュタイテキ ・ タイワテキ デ フカイ マナビ 」 ニ タイスル ユウコウセイ

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抄録

現在、学習指導要領に示される学びの実現のために、教育現場では様々に授業改革が試みられ、アクティブ・ラーニングの実践がなされている。しかしながら、活動及び形式先行の実践になってしまい、児童が学び方を学ぶための効果的な授業や学習が行われない事例も予想以上にあることが報告されている。そのような状況下で、深い学びを導く学びの方法として注目されているのが、国際バカロレアの初等教育プログラム(PYP)のフレームワークを活用した探究型概念学習による学び方である。本研究では、PYP の探究型概念学習が、現在の教育において求められている資質・能力の育成において有効な学習方法であると仮定し研究を行った。その結果、PYP の探究型概念学習に基づいた探究・協働・概念理解に価値を置いたアクティブ・ラーニングを主とした学習が、「主体的・対話的で深い学び」を導く学びの方法として有効であるという一定の成果を得ることができた。

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