加速度センサーを用いた鋸引きの押し引き技能に関する基礎的研究

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タイトル別名
  • Fundamental study on sawing push-pull skills using acceleration sensors

抄録

<p>木工技能熟練者の高齢化により,その技能が年々失われつつある.技能の伝承が急務である一方,従来の指導は主観的,定性的で長い時間がかかる.われわれは,鋸引きの様子を加速度・角速度センサーを用いて測定し,鋸引き技能を客観的,定量的に評価する方法を開発してきた.本研究では,鋸の首に取り付けた加速度センサーで測定された3軸の加速度から42個の特徴量を作成し,専門家による鋸引き技能の主観的評価ごとに相違を検討した.その結果,各軸の近似直線の傾きなどの特徴が抽出され,高評価者は押し引き方向の力の加え方,木材に対する刃の食い込ませ方,腕の振り方が巧みであることが示唆された.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390858397086307072
  • DOI
    10.11527/jceeek.2022.0_188
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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