朝鮮肖像画の構図に関する研究
書誌事項
- タイトル別名
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- Research on Composition of Korean Portraiture
- —Consideration through the Size of Overhead Space, Position of Eyes, etc.—
- ―頭上空間の大きさや目の位置などからの考察―
抄録
<p>朝鮮時代の肖像画の画像324点を2箇所の現地調査と3冊の関連図書から収集し,頭像・胸像・半身像・七分身像・全身椅子座像・全身床座像・全身立像・高僧椅子座像・高僧床座像の9つの区分毎に頭上空間・目の位置・頭部軸・丹田の中心位置・足下空間・床と壁の境の位置を測定調査することで,朝鮮肖像画の構図的な特徴について考察を試みた。一部の頭像や胸像では目の高さが画面中央より低く置かれていたり,上部を切り取った構図が見られたりする。その要因は,高さのある冠帽にあると考えられる。また,朝鮮肖像画において類似の作品が多く見受けられる理由は,描き方に厳格なルールがあったことによるが,調査数値にばらつきがあったことや,朝鮮王朝後期や20世紀の全身像には頭上や足下に空間がない作品もあることから,配置法については時代的な変化があったものと考えられる。</p>
収録刊行物
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- 美術教育学研究
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美術教育学研究 54 (1), 329-336, 2022
大学美術教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858553269738624
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- ISSN
- 21893586
- 24332038
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可