書誌事項
- タイトル別名
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- Reduction of the Side Effects of Photoinduced Cytosolic Dispersion of RNA (PCDR) Based on Photochemical Internalization
抄録
<p>キャリアを用いた生体分子や薬物の細胞質内送達法において,積み荷物質(生体分子や薬物)がエンドソームに捉われてしまう問題がよく起こる.その解決法の一つとしてphotochemical internalization(PCI)と呼ばれる方法が知られている.この手法では,積み荷と共に光増感剤をエンドソーム内に局在させ,光照射することで,積み荷のエンドソーム脱出と細胞質内送達を引き起こすことができる.この手法では,必要最小限の光照射を行うことでほぼ細胞にダメージを与えずに積み荷を細胞質内輸送することができるが,光の強さに応じて細胞毒性や細胞死などの副作用が見られる.その原因が,PCI作用に不要な「細胞表面に吸着している光増感剤」であることが,我々の最近の研究結果から示唆された.そこで本研究では,光照射前の細胞に対する洗浄や,血清による処理,トリパンブルーによる消光,などにより,細胞表面の光増感剤の除去または不活性化を試み,PCI法の副作用を減らす効果を調べた.ここでは,PCI法に基づく光依存的細胞質内RNA導入を,副作用低減を検証するための題材として扱った.</p>
収録刊行物
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- 日本レーザー医学会誌
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日本レーザー医学会誌 44 (1), 62-68, 2023-04-15
特定非営利活動法人 日本レーザー医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390858752001316608
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- ISSN
- 18811639
- 02886200
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可