小角X線散乱による硬化過程におけるセメント粒子の挙動観察
書誌事項
- タイトル別名
-
- Observation of Behavior of Cement Particles in Hardening Process using Small Angle X-ray Scattering
抄録
コンクリートの硬化に伴う強度発現のメカニズムの解明を目的として、セメントの硬化過程でのナノメートルオーダーで生じる構造変化を小角散乱法により観察した。カメラ長を 3 m および 40 m とし、X線のエネルギーは 18 keV とした。実験の結果、q が 0.01 nm−1 より小さい領域と、0.1 nm−1 における散乱プロファイルに時間依存性が確認された。これらの変化は、セメントと水による水和反応に起因するものと考えている。
収録刊行物
-
- SPring-8/SACLA利用研究成果集
-
SPring-8/SACLA利用研究成果集 11 (2), 150-152, 2023-04-28
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390858861758038016
-
- ISSN
- 21876886
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可