精神的不調を抱えるAYA世代に対するリカバリー志向型早期支援プログラムの開発

DOI
  • 臼井 香
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
  • 長谷川 智恵
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室
  • 市橋 香代
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室
  • 森田 健太郎
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室 東京大学医学部附属病院リハビリテーション部精神科デイホスピタル
  • 金生 由紀子
    東京大学医学部附属病院こころの発達診療部
  • 金原 明子
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室
  • 大路 友惇
    NTT東日本関東病院
  • 里村 嘉弘
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室 東京大学大学院医学系研究科医学のダイバーシティ教育研究センター
  • 山口 創生
    国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域精神保健・法制度研究部
  • 笠井 清登
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室
  • 多田 真理子
    東京大学大学院医学系研究科精神医学教室 東京大学相談支援研究開発センター・精神保健支援室

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a recovery-oriented early support program for adolescents and young adults with mental health problems

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抄録

<p>本研究は,精神的不調早期のAdolescent and Young Adult(AYA)世代を対象とし,効率性・簡易性を備えた,リカバリー志向型の早期支援プログラムを開発することを目的とした。21件の論文を対象とし,リカバリーへつながる要因を文献調査した。さらに,支援プログラムのプロトタイプへ早期支援経験者の有効な関わりを取り入れるため,14名へのインタビュー調査を行った。これらの調査の結果と研究グループでの合議制質的研究の結果,安心感の醸成と主体性の促進を狙いとし,1回30分,最大5回の個別セッションを基本としたプログラムを開発した。今後はプログラムの効率性・簡易性の検証や効果検証を進める予定である。</p>

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